切り撮る。
映像クリエイター
ファーストトーンとの最初の出会いは、バンド活動に精を出していたアルバイト時代。ブライダルを中心に、音響の仕事に従事させてもらっていました。26歳の時にバンド活動に区切りをつけて就職したのは、溶接資材を扱う商社。30社くらいのクライアントに対して、日々ルート営業を行っていました。それなりに充実した日々ではありましたが、もともと飽き性で常に新しいことに挑戦したい性格。
このまま決まったルート営業を続けることに違和感を覚え、転職を考えるようになりました。その時に声をかけてくれたのがファーストトーンです。当時は音響から映像制作へと事業拡大を図っていた時。変革期に身を置けることに大きな魅力を感じて入社をすぐに決めました。現在は映像ディレクターとして主に企画提案、進行管理、予算管理を担当しています。自分の企画が採用され、実際に形に残るところまで携われるのは嬉しいですね。
映像制作の全工程に携わるディレクターの仕事は、それぞれの場面で大切にすべきポイントが異なります。たとえば、最初の企画段階ではヒアリングが大きな鍵。しっかりと意図や課題を見つけられれば、いい企画にする自信はある。そのためにもまずは丁寧に耳を傾けることを心がけています。
大手カーエレクトロニクスメーカー様の採用動画です。この会社がお持ちの録音スタジオやゆかりのあるミュージシャンの方を活用することで、他社では見られない採用動画をつくり上げることができました。こうした成果を生めたのも、丁寧なヒアリングで会社の魅力を深掘りできたからだと思います。
自分自身の役割や能力を、常に拡大させることです。実は「映像ディレクター」という肩書きも、私が名乗るまでは社内に存在しませんでした。映像制作の仕事が増える中で私の動きに合わせて自然と名前がつく。考えてみれば不思議な会社ですが、それがファーストトーンの良さではないでしょうか。
映像制作事業の柱である「採用関連」動画も、取り組み当初はほぼひとりチームのような形で対応し、今のような体制に育ててきました。現在はさらにライブ配信事業にも挑戦しています。新しい挑戦は常に試行錯誤がつきものですが、それもまた仕事の楽しみだと捉えています。
まずは今取り組んでいるライブ配信事業を軌道に載せることが目標です。クオリティを上げるにはまだまだレベルアップが必要。現状に満足することなく、満足度の高いライブ配信をプロデュースできるように勉強をしていきたいと思っています。
映像分野以外にもチャレンジしていきたいですね。たとえば、デジタルマーケティングもそのひとつ。映像を中心としながらもウェブサイトへの集客やコンバージョンにもシームレスにつながる仕組みを提案できるようになれば、自分も会社も、もっと成長できると信じています!