切り撮る。
映像クリエイター
ファーストトーンには新卒で入社しました。決め手となったのは、クライアントの幅広さです。ブライダルに限らず、企業や学校など、さまざまな業種に携われます。また、仕事も多岐にわたり、撮影からエディター、ディレクションまで学べる。せっかく映像の世界に身を置くなら経験を積める場所がいいと、ファーストトーンを第一志望に考えるようになりました。
入社後は希望通りにさまざまな経験をさせていただきましたが、現在は主に映像の編集業務を担当しています。カメラマンが現場で撮影してきた素材をつなぎ合わせ、音を乗せ、企画意図に合った映像に仕上げていく。長さにもよりますが、3〜5分程度の作品ならおおよそ1日1本のペースで初稿アップできるようにスケジュールを管理しています。
意外かもしれませんが、撮影現場での経験です。現場のカメラマンがどんな機材で、どんなことを考えながら撮影しているのかを自分自身も知っているからこそ、エディターになった今、的確にリクエストを出せるようになったのだと思います。また、クライアントと直接関われるのも現場ならでは。何が喜ばれるのかも、そこで学ぶことができました。
すべてですね。本当に出来の悪い新人だったと思います。先輩にもたくさん迷惑をかけました。だけど諦めずにアドバイスをくれて、育ててもらえました。今、エディターとして周囲から頼りにされているのが嘘みたいです。忘年会で社長から「成長したな」と声をかけてもらったのは、今でも忘れられません。
社内外の信頼をしっかりと築くことです。そのためにはプロとしてのクオリティはもちろん、時間や約束を守るといった、人としての誠実さも不可欠。クリエイターだからといってルーズが許されるわけではありません。イレギュラーがあっても対応できるように、常にスケジュールとタスクを管理しています。
ある企業の座談会動画です。素材がとても面白かったので、エディターやテロップに遊びを加えて、テレビのバラエティ番組のように仕上げたところ、とても好評をいただきました。いつ、どこで、どんなアイデアが必要になるか分からないので、アイデアの引き出しは常に増やさないといけないですね。
現在、社内で先陣を切ってモーショングラフィックスに取り組んでいます。まだ知見が溜まっていないので、あるクリエイターさんのところへ勉強に行ったり、自分自身のインプットを増やしたり。会社としてのチャレンジを若い世代に託してもらえるのは、大きなやりがいにつながっています。
後輩の育成です。自分自身、本当に温かく、時に厳しく育ててもらって今があります。その恩を次の世代に渡していけるようになるのがミッションですね。また、困った時にはすぐに相談してもらえるような関係を、後輩たちと築いていくこともこれからの目標です。